蚕から繭 繭から生糸 さまざまな場で働いてきた道具たち 古道具屋を始め間もない頃 おのおの何かもわからず そのスガタに惹かれ蒐めていたものがあります それらの背景を辿ってみると その中に蚕糸にかかわる道具が幾つかあることがわかりました そこから数年に渡りそれぞれの視点で 蚕糸業にかかわる道具を少しずつ蒐めてきました 使いやすさを考えつくられた道具 限られた物資の中から工夫してうまれた道具 使い込まれボロボロになるまで働いてきた道具 そんな道具だからこそ そのモノのスガタに惹かれるのかもしれません 開港により生糸が世界へと渡っていく拠点となった横浜。 歴史的な建築やその面影が残る、近隣の景観も合わせてお愉しみいただければと思います。 2日間、馬車道 大津ギャラリーにてお待ちしております。 |